いつもみかんせい
きまぐれにつづる日々の記録。主に映画の紹介。あとは旅行の記録とか、とか、とか。。。
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きまぐれみかん。

Author:きまぐれみかん。
横浜在住の無類の映画好き。
フランス映画と社会派映画をこよなく愛すが、経験値は不足気味。
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画家と庭師とカンパーニュ画家と庭師とカンパーニュ

監督: ジャン・ベッケル
製作: ルイ・ベッケル
原作: アンリ・クエコ
脚本: ジャン・ベッケル、ジャン・コスモ、
     ジャック・モネ
撮影: ジャン=マリー・ドルージュ
美術: テレーズ・リポー
衣装: アニー・ペリエ・ベルトー
編集: ジャック・ウィッタ
出演: ダニエル・オートゥイユ、
     ジャン=ピエール・ダルッサン、
     ファニー・コタンソン、
     エロディー・ナヴァール、
     アレクシア・バルリエ、ヒアム・アッバス
映時間: 105分
製作国: フランス
初公開年月: 2008/08/02

画家と庭師とカンパーニュしがない都会派の画家と根っからの田舎っ子の庭師という、なんともちぐはぐな2人のハートフルムービー。


便利なもの、簡単なもの、楽なもの。
それらは人の目を曇らせる。

カーテンの隙間から差し込む朝日。
青々とした葉を縫う木漏れ日。
熟れた果実についた朝露。
友とのたわいの無いおしゃべり。

なんでもない日が、
なんでもある日に変わることだって、ある。

日常をもう一度見直してみたら、何か新しいことが見つかるかもしれない。
今日を生きることの美しさが、すぐそこにあることにきっと気付ける。
素晴らしい。とても素晴らしい映画でした。


画家と庭師とカンパーニュ



実は、この作品には美しい裏話があります。

ジャン・ベッケル監督は、
「クリクリのいた夏」「ピエロの赤い鼻」とジャック・ヴィルレを主演に作品を作っています。
この作品も、ジャック・ヴィルレのために書き始められたものだったそうです。もちろん彼は庭師の役。
しかし、初校がほぼ終わったという2005年の初頭、彼は永遠の眠りについてしまいます。
53歳の若さでした。
このことについて、公式ホームページにあるインタビューで監督は以下のように話しています。

==================================
一時は、映画化を諦めようと思いましたが、本当にこの庭師のことを愛しすぎていたので、私はジャックの持っていたある種の優しさ、無邪気さを解き放つことができる誰かほかの俳優を探しました。ジャン=ピエール・ダルッサンはジャックとはまったく異なる外見の持ち主でありながら、何か同じ気質があると常日頃から感じていました。
(中略)
ジャックのために書き始めた脚本であることを彼に隠すことなく、脚本を読んで貰い、そしてすぐさま役を引き受けてくれました。
==================================

誰かのために書かれた脚本。
誰かを背負って演じた役者。

そんなことを考えながら見ると、またまたこの作品に奥深さを感じたりするのです。


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